この銘柄リストは2013年の夏までの間、私が投資先を決める際に使うリストです。 このリストを使う際に以下のことを留意してお使いください。 1.この銘柄リストに乗っている銘柄を買ったとしても、それはパフォーマンスを保証するものではなく、損失が出ることもあります。 2.基本的に長期保有(1年以上)を前提としている銘柄群ですので、短期ではこれらの銘柄を買うことは推奨しません。 3.リストから選択した銘柄はキチンと財務諸表で精査してください。PBRは資産内容次第ではイマイチな場合もありますし、PERは収益力次第なので変動しやすい項目です、配当は比較的安定しますが、配当性向が高い銘柄はちょっとした収益の悪化で配当を削るかもしれません。 4.このリストを使用しての投資は自己責任でお願いします。 使い方 この銘柄リストはバリュー、リスキー、2軍の3つに分かれています。 それぞれの特徴は以下のとおりです。 バリュー:私が行なっているバリュー投資の基準としてPER、PBR、配当利回り、財務等が良好だと考えられる銘柄群です。基本的にはこの中から投資銘柄を採用することをお勧めいたします。 リスキー:価格が安いが、有利子負債がそこそこあったり業績が不安定等、何かしらの問題があります。ただ、基本的には低PBR、低PERな銘柄が多かったりするのでうまくハマればリターンがでかいのではないかとかんがえられる銘柄群です。 2軍:基本的にはバリュー的な性質があります。ただ、1軍に比べると価格が高いためにリスク・リターン比が悪い傾向があるものです。他には有利子負債が1軍以上の水準で存在する、パフォーマンスが少し劣る、等の理由があります。 使用の流れ @ 全ての銘柄の取得価額を最新のものに更新します。 A 1番の列にあるフィルタを使って重視する項目をランキングします。 例:安全重視ならPBRを昇順に並べ替え、割安度が上位にくるものから調査します。 B 実際の企業のHPにいって財務諸表を精査し、問題無いと思ったら自分の選んだタイミングで買いを入れます。 リスキーの使用法 リスキー群には低PBR、低PERという特徴があります。またそれ程でもない銘柄にも配当が高い等の利点があります。 リスキー群はPBRの低さによってリスクは抑えてありますが、財務内容は基本的に他の2群と比べて劣ります。 なので、リスキー群を使いたい場合には実態価値の成長による株価の上昇をポイントにするためマイケル・ミルケンがジャンクボンドで利益を出したように資産の一部を分散投資し平準化させ、強力なリターンを求める戦略があっていると思います。 ※ 資産の一部でやることをおすすめします。基本的にはリスクが高いからです。 2軍の使用法 2軍の銘柄は基本的に使いません。ただ、何らかの要因が働き2軍の銘柄の価格が10%単位で著しく下がった場合にバリュー1軍以上の銘柄になる可能性があるものと考えてください。 よって、基本的には採用する必要はありませんが、暇な時チェックしていたら著しく株価が下がっていて掘り出し物がみつかることもあります。 特に2軍の銘柄でPBR的にみれば妥当に評価されててパフォーマンスが良い物 (例:ビーピー・カストロール、プロシップ、アーネストワン) は価格が著しく下がっている時があればいい買い物になるかもしれません。 使い方の説明は以上です。 もし、わからないことがあればメールにてお知らせください。 皆様がこのリストを利用して利益を出せれば、製作者としてこれに勝る喜びはありません。                         2012/12/17 製作者 enn